XPJUG2011に参加しました。(LT×2もやってきました)

XPJUG2011に参加しました。(LT×2もやってきました)

Clock Icon2011.09.13

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みなさまこんにちは。
穢れたソウルジェムの浄化には、適度な睡眠と運動、美味しい食事に爽やかなビールが効果的だと思うタケハラです。

去る9/3(土)に行われたXP祭りに参加してきました。
当日の資料やBlogはこちらにまとめられています。

私が参加したセッションの中で印象的だったのは「アジャイルを科学する」と「事業創造に貢献する”最速最高”プロジェクト推進活動」でした。

「アジャイルを科学する」は開発の現場において経験則的に言い伝えられていることを実験を通じて定量的に解釈していました。トラックファクター(ある日、プロジェクトメンバーがトラックにひかれて突然いなくなってしまうリスク)を用いてコード共有所有の大切さや人への依存度を把握したり、イテレーションの長さと要求の複雑性の相関関係を述べたり、といった感じです。確かにイテレーションの長さなどは、なんとなく1ヶ月や2週間と決めてしまうことが多く、要求の複雑さをあまり考慮していないことが多い気がします。これもよくよく考えると、要求の複雑さを元にイテレーションの長さを決めるほうが合理的なはずです。

「事業創造に貢献する”最速最高”プロジェクト推進活動」は実際に実事業で実践をして得られた実体験にもとづく話を紹介していました(実がいっぱいはいってますねw)。アジャイル型の開発プロセスで言うところの「楽しい」や「働きがい、やりがいがある」というのは実際に経験してみないとわからないことであり、この日のECナビのこしばさんが終始にこやかに発表されていたことが、取り組みの成功を物語っているのだと感じました。

以上の二つのセッションは、前者は学術的、後者は実践的と対照的なアプローチではありますが、アジャイル型開発プロセスのすばらしさや合理的な面を存分にアピールしていると思いました。
(個人的には仕事が楽しいということほど合理的なことはないと思う)

それと私がLTをしてきた話ですが、ビジョサミで発表したプレゼンと、XP祭り用に用意したLTの二つを発表してきました。特に後者は、みなさまの期待通りにオチでスベるという高等テクニックを披露できたので個人的にはやって良かったなと思っています。

また懇親会では、Twitter 上ではやりとりがあるものの今までお会いしたことがない方と会うことが出来ました。こういうのも、XP祭りの良いところなのだと思います。
来年はLTだけじゃなくて、セッションで何か発表できたらいいですね。AgileとRIAとか。AgileとUXデザインとか。

ではでは。

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